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【地籍調査】 津市、川口市など発表／地方の動向、最新技術など
2023/12/21建設時事
建設メール
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地籍調査に関する情報を聴取した
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国土交通省は18日、国土調査のあり方に関する検討小委員会を開き、地籍調査に関して地方の動向、最新技術についてヒアリングを行った。津市（三重県）の取り組みを前葉泰幸委員（津市長）が、ほかに川口市（埼玉県）、アジア航測が発表した。
津市では、地籍調査は社会インフラとし、災害に強いまちづくりを目指して取り組んできた。その中で、重点整備区域の設定や地籍調査推進協議会の設立などを進めるとともに、予算の増額と人員の増加で加速化させ、新たな補助制度ができれば積極的に活用していく。さらに、リモートセンシングデータを活用した地籍調査を実施するなど取り組んでいる。
川口市は作業地区の選定から実施への過程、またそれぞれの段階で行っている業務の状況を説明した。例えば細部図根点は、道路構造物に設置することで工事等の亡失を防ぐというように細部にも配慮している。
アジア航測は、MMSおよびリモートセンシングデータを活用した地籍調査技術について発表。MMS（Mobile Mapping System）とは車両に測量機材を載せ、走行しながらレーザー・全周囲カメラを用いて連続的に計測。レーザーを無作為に照射して得た3次元情報上で、目的の地物の位置を観測するもの。技術の解説と調査手法、基本調査の精度検証、死角対策、精度向上対策などについて説明を受けた。
