【国交省第3次補正予算】 ゼロ国債で2984億円
2016/12/22建設時事
建設メール
22日に閣議決定された政府の本年度第3次補正予算のうち、国土交通省関係では公共土木施設等の災害復旧で国費944億1800万円を計上したほか、国庫債務負担行為(ゼロ国債)として事業費2984億4000万円を設定する。
災害復旧関係は2016年に発生した台風、豪雨などで被害を受けた河川、道路、港湾などの災害復旧を実施する。
また、公共事業等の発注平準化措置として、ゼロ国債により効率的な執行を促進する。本年度の第2次補正予算ではゼロ国債の設定がなかったため、17年度第1四半期の閑散期の工事量落ち込みを緩和し、施工時期の平準化につなげる。
その他、戦略的海上保安体制の構築に国費29億9200万円を付けた。