【全中建】 一丸となって情報発信へ
2017/01/23業界動向
建設メール
全国中小建設業協会(全中建、松井守夫会長)は20日、都内のホテルで2016年度第5回通常理事会を開催し、全国ブロック別意見交換会のまとめ案や2017年度の会議日程など11の議題について話し合った。
議事に先立ちあいさつした松井会長は、「担い手3法の確実な実施には全中建が一丸となって情報発信することが大切」と、呼びかけた。昨年10~12月にかけて全国8会場で行われた国交省との意見交換会でも内容の濃い活発な意見交換会になったと報告され、さまざまな機会で情報発信していくことの重要性を強調した。
議事では、人材確保・育成対策等に係る実態調査結果の概算集計が示され、2月下旬には国交省に報告する予定であるとし、また社会保険等未加入対策の推進に関しては、加入の徹底を共通認識として改めて確認した。
理事会終了後、国土交通省大臣官房技術審議官の五道仁実氏が「建設現場の生産性革命」について講演し、施策や課題点などについて解説した。このあと、会場を移し懇親会が行われ、さらなる飛躍へ向け結束を固めた。