【茨城県当初予算】 投資的経費は5%増の1459億円
2017/02/21建設時事
建設メール
茨城県の2017年度当初予算案が明らかになった。一般会計は前年度比0・8%減の1兆1117億6600万円で、うち投資的経費は同比5・0%増の1458億6800万円を確保した。公共事業費は同比8・8%増の1190億円となり、国補分が8・1%増の985億円、県単分が12・2%増の205億円。
主な事業としては、東日本大震災関連で緊急輸送対策強化に200億2000万円、津波対策に140億4200万円を計上。茨城国体関連道路整備には30億2200万円、県営体育施設再編整備に15億7800万円、道路緊急修繕に9億8100万円などを配分した。
新規では、あすなろの郷建て替えに向けた基本構想策定に着手するほか、建設業における若年技能者育成支援に4200万円を盛り込んだ。新たに技能者人材育成確保事業を立ち上げ、建設業のイメージアップや訓練プログラムを開発。また鉄筋や型枠などで雇用型訓練を実施する。