【電子黒板】 4月から営繕工事でも適用開始
2017/03/01建設時事
建設メール
国土交通省は4月1日以降に入札手続きを行う営繕工事から電子黒板の適用を開始する。従来は現場の工事情報を記載した小黒板を入れてデジタルカメラで撮影していたが、電子黒板の場合はソフトウェアに入力した工事情報がデジタル写真に組み込まれることから、撮影時に黒板を持つ補助員が不要となり、省力化につながる。
写真の改ざんを検知できる信びょう性確認機能を持つソフトウェアを使用することで撮影後の不正を検知し、デジタル写真の信頼性を確保する。
営繕工事におけるデジタル工事写真の管理方法は「営繕工事写真撮影要領」で定めているが、電子黒板の運用については、同要領で認められていない工事写真の編集に該当しないものとし、受注者の申し出に応じて活用できることにした。
なお、直轄土木工事では2月から電子黒板の活用を認めている。