【積算基準】 新たに2工種で標準歩掛を制定
2017/03/10積算・資格news
建設メール
国土交通省は土木工事積算歩掛を改定し、2017年度から①回転杭工②スラリー撹拌工(変位低減型)の2工種を新たに制定する。
回転杭工の歩掛適用範囲は、杭径800~1200㎜の胴体回転方式で施工される掘削長48m以下の羽根外径が杭径の1・5倍である回転杭(開口タイプ、開端タイプ)に適用する。スラリー撹拌工(変位低減型)の歩掛適用範囲は、粘性土、砂質土、シルトおよび有機質土等の軟弱地盤を対象として行うセメントや石灰によるスラリー撹拌工の陸上施工に適用する。
また、▽ニューマチックケーソン工▽残存型枠工▽鋼橋架設工▽鋼床版現場溶接工▽道路除雪工▽大型土のう工―の6工種については、日当たり施工量、労務、資機材等の改定を行う。
さらに▽PC橋架設工▽油圧圧入引抜工▽鋼床版Uリブ現場溶接工―の3工種では、日当たり施工量、労務、資機材等の一部改定を行っている。