見たもん勝ち ～建設業応援団～
【閣議決定】 796億で72港整備／特定港湾施設整備の計画
2025/07/24建設時事
建設メール
2025年度の『特定港湾施設整備事業基本計画』が22日に閣議決定された。全国72港において、ふ頭用地など約796億円の施設整備事業を行うこととしている。
同計画は、特定港湾施設整備事業に充てる資金の調達について、会計年度ごとに国交相が内閣の承認を求めるもの。
特定港湾施設整備事業は、岸壁などの施設整備に合わせて、必要な上屋・荷役機械・ふ頭用地などを整備する『港湾機能施設整備事業』と、輸送活動を支援する港湾関連用地および地域の産業開発に資する工業用地を造成する『臨海部土地造成事業』がある。
港湾機能施設整備事業の事業費は約518億円、臨海部土地造成事業の事業費は約276億円となった。
25年度の計画概要は次の通り（金額単位・百万円）。
【港湾機能施設整備事業】
▽上屋71棟（事業費3832）=川崎港など計19港
▽荷役機械52基（同9499）=鹿島港、川崎港など計26港
▽ふ頭用地1520㎡（同38537）=茨城港、鹿島港、千葉港、川崎港、新潟港など計63港
【臨海部土地造成事業】
▽港湾関連用地等38万7000㎡（同24243）=茨城港、横浜港など15港
▽工業用地27万4000㎡（同3452）=茨城港など6港
