見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建協】 新議長は青山氏／定期大会で役員改選
2025/08/08業界動向
建設メール
 |
|
青山新議長
|
日本建設産業職員労働組合協議会（日建協、木浪周作議長）は4日、第102回定期大会を都内のアートホテル日暮里ラングウッドで開催した。任期満了に伴う役員改選では、新議長に青山敏幸氏（フジタ職員組合）、副議長には佐長健氏（五洋建設労働組合）、田中仁樹氏（飛島建設労働組合）がそれぞれ就任する。
開会に当たり木浪議長は「働き方改革の実現はもちろんのこと、さらなる生産性の向上は私たち組合員に課せられた重要な使命。選ばれる建設産業へと変えていくためには、これまでの習慣にとらわれず、新しい感性、発想を持って建設産業のあるべき姿、働き方を私たち自身が描き、実践していく必要がある」とあいさつ。
続いて、国土交通省不動産・建設経済局の伊勢尚史大臣官房参事官、厚生労働省職業安定局雇用開発企画課の和田山純一建設・港湾対策室長、内閣府男女共同参画局の手倉森一郎推進課長、長谷工グループ労働組合の小池宙委員長が祝辞を述べた。
新役員選出後、青山議長は「これまで加盟組合の皆様とともに築き上げてきた活動を継承しながら、柔軟に変化に対応し、加盟組合の一員であるあなたが輝ける建設業をともに創り上げていこう」と呼びかけた。
2025年度は、産業政策活動と加盟組合支援の2本柱で活動を展開。産業政策活動では、政策提言を重点活動に据える。加盟組合支援は、4週8閉所ステップアップ運動、多様な働き方に向けた取り組み、賃金体系の確立、賃金交渉の充実を重点活動に位置付けて、取り組みを進めていく。
翌5日に開かれた名刺交換会の冒頭、青山議長は「加盟組合員一人一人の生の声を聞き、コミュニケーションの機会を大切にし、交流を図れるような活動を実践していく」と25年度の活動方針を示した。
