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【都市再生機構】 エリア価値向上を／青柳理事インタビュー
2025/10/29インタビュー
建設メール
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青柳理事
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都市再生機構の青柳太理事（都市再生業務等および都市再生部門経営担当）は「都市再生事業は、行政だけでも民間だけでも解決できない地域の課題を解決し、エリアの価値向上を目指すことに取り組んでいる」と都市再生事業の役割を説明し「長期的、俯瞰的な視点でまちづくりに向き合っていくことができる組織だと思う。長い目線でまちに関わり、その役割は増し、難しさもあるが、非常にやりがいを感じている」と就任の抱負を語る。
担当業務に関して「都市再生事業は、大都市の国際競争力を高める仕事や、地方都市の再生、安心安全なまちづくりが柱になり、幅広いフィールドで活躍ができればありがたい。一方で工事費の高騰などがあり、再開発事業や区画整理事業の事業環境は厳しさを増している。その中で、どのように事業を進めていくかが課題」と指摘する。
その上で「URが地域の橋渡し役になり、民間や地域、自治体をつなぐエリアマネジメントとして、ハードとソフトを合わせ持ち、事業を進めていく。地域の方から相談して良かったと言われる場面を増やしていきたい」と話す。
組織運営については「地域の課題が常に変化している中、しっかりとアンテナを立てて、課題に対しての提案力を強化していく必要がある。まちづくりは単純にこれが正解と答えがでる場面はほぼない。組織の中で課題に向き合い、活発に議論しながら、色々なツールや方法論を駆使して解決策を見つけていかなければならない。そのためには議論が必要であり、風通しのよい組織にしていきたい」と語った。
【略歴】あおやぎ・ふとし
1970年生まれ、新潟県出身。東北大学大学院工学研究科修了。1994年建設省採用、2013年国土交通省都市局まちづくり推進課企画専門官、18年国交省都市局街路交通施設課街路事業調整官、20年千葉市副市長、24年国交省都市局街路交通施設課長を経て25年7月より現職。趣味はスパイスカレー店巡り。
1970年生まれ、新潟県出身。東北大学大学院工学研究科修了。1994年建設省採用、2013年国土交通省都市局まちづくり推進課企画専門官、18年国交省都市局街路交通施設課街路事業調整官、20年千葉市副市長、24年国交省都市局街路交通施設課長を経て25年7月より現職。趣味はスパイスカレー店巡り。
