【NETIS】 推奨技術専用サイトで広く周知
2017/05/18建設時事
建設メール
国土交通省は新技術の活用促進を図るため、公共工事等における新技術活用システム(NETIS)において、2017年度の推奨技術など9件を選定するとともに、推奨技術等専用サイトで16年度までに選定された推奨技術などを広く周知し、一層の活用を促進する。また、16年度末までにNETIS掲載期間が終了した技術を確認できるように、技術名称や開発者名などを記載したリストも公開している。
推奨技術専用サイトには、推奨技術27件、準推奨技術60件、一般化・標準化技術1件の計88件が掲載され、本年度以降も選定された技術を順次掲載していく。掲載期間終了技術リストには1656件が載っている。
本年度、新たに選定された推奨技術は1技術、準推奨技術は6技術、評価促進技術は2技術で、6月中旬にNETISホームページへ反映させる。
ほかにも新技術の現場導入をさらに加速させるため、要求性能などを設定したテーマ設定型(技術公募)の改良案を作成しており、各地方整備局で試行中となっている。
17年度の推奨技術は、ブッシュチョッパー&アースシェーバー。準推奨技術は▽MMA点字タイル▽地盤改良管理システム▽河川護岸基礎用プレキャストコンクリートブロック▽赤外線調査トータルサポートシステム Jシステム▽RASコラム工法▽ソイルクリート工法。評価促進技術は▽ブレード&フラットグラブ工法▽ARC(アーク)フェンス。