【北陸整備局】 「本気で変えることが大事」小俣篤局長が就任会見
2017/07/12インタビュー
建設メール
今月7日付で北陸地方整備局長に着任した小俣篤新局長が就任会見を開き、今後の建設業界の方向性を左右する生産性革命について「本気で変えていくことが大事」と強調した。一方で「建設業界のニーズにマッチするよう対話も必要」とし、双方向であることも付け加えた。
地域建設業に対しては「i-Constructionなど生産性を上げることに重点を置きたい。しかし、大事なことは建設業界のニーズに合っていること。週休2日制度についても課題があることから、整備局で行っているモデル事業を基に、成果や課題を反映させたい」と、業界からの声を拾うとの姿勢を強調した。ICT土工を含む生産性革命については「本気で変えていくという共通認識が大事」と強い意欲を示した上で、「難しいからやらないのでは、いつまでも変わらない」と指摘した。
【略歴】おまた・あつし
84年東京工業大学工学部卒、建設省採用。国交省水管理・国土保全局河川環境課河川保全企画室長、近畿地方整備局河川部長、同局企画部長を経て、15年7月から水管理・国土保全局河川環境課長。55歳。東京都出身。