【表彰】 循環のみち下水道賞で国土交通大臣賞決まる
2017/09/08建設時事
建設メール
国土交通省は8日、第10回目となる「国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」の表彰式を開き、創意工夫による優れた取り組みを行った10団体に対し表彰状を授与した。
グランプリには、静岡県浜松市の「日本初、下水道へのコンセッション方式導入」が輝いた。
関東では、レジリエント部門で埼玉県さいたま市の「下水道・河川・道路の連携による水位情報の見える化」が選ばれた。
また、アセットマネジメント部門では、GKP下水道を未来につなげる会、東京電機大学、東京都市大学、茨城大学、京都大学、木更津工業高等専門学校による「産学官連携によるリクルート活動」が受賞した。
さらに広報・教育部門で東京都の「下水道事業の『見せる化』への挑戦」と、神奈川県横浜市立舞岡中学校科学部の「市民科学による生物調査を通した下水道の『見える化』」が表彰された。
牧野たかお副大臣は受賞の栄誉をたたえた上で、「アイデアと工夫を凝らし、時宜にかなった全国の模範となる、すばらしい取り組みを現場で実践してこられた。今後とも全国をリードする先進的な取り組みに一層尽力を」と要請。グランプリに輝いた浜松市水道事業および下水道事業管理者の寺田賢次氏は、感謝の意を表するとともに「今回の受賞を機に全国的にも同様の取り組みが広がり、日本の下水道事業の発展につながることを祈念する」と謝辞を述べた。