【i-Construction】 12月中旬にロゴマーク公表へ
2017/10/05建設時事
建設メール
建設現場の生産性向上に向けたi-Construction(アイ・コンストラクション)推進コンソーシアムの企画委員会が5日に開かれ、国土交通省が取り組みの推進状況などを説明した。注目はアイ・コンストラクションの普及・促進策で、建設現場が魅力あるものに変わっていくためのシンボルとなるロゴマークを作成する。現在、候補となっている9つのデザイン案に対して今後、会員にアンケートを行い、12月中旬にロゴマークを公表、使用を開始する。「先進感」「推進力」「刷新力」を判断基準とする。色は赤とし、建設機械、UAV、ヘルメット、作業着、現場の看板や仮囲い、名刺、ポスター、ウェブサイトなどで幅広く使用していく。
また、優れた取り組みを表彰し、広く紹介することを目的に、本年度創設した「i-Construction大賞」は国土交通大臣賞1件、今秋に公表する。
建設現場のニーズと企業が持つ技術シーズのマッチングに関しては、現場試行技術の検討が進んでおり、今月25日の決定・公表を予定している。
今後はICT土工の効率性向上、ICT活用工種の維持管理や建築分野への拡大、CIM試行事業における検討項目の設定、3次元データ利活用に向けた取り組みなどを検討する見通しだ。