【学科試験】 1級管工事施工管理は女性合格者300人超え
2017/10/05積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターが9月3日に実施した1級管工事施工管理技術検定試験における「学科試験」の合格者が5日に発表された。7579人が合格し、合格率は44・2%。合格基準は60問中、36問以上の正解だった。合格者の年齢は40歳~44歳が21・1%、30歳~34歳が18・0%と多かった。男女別では男性が96・0%と大半を占め、女性は4・0%だった。近年、女性の合格者数は増加傾向にあり、昨年度は309人、本年度は300人となり、2年連続で300人台の合格者数を記録した。
◎1級造園施工管理検定の学科合格者決まる
また、1級造園施工管理技術検定試験「学科試験」の合格者も5日に発表され、1805人が合格し、合格率は46・6%だった。合格基準は65問中、39問以上の正解となった。
合格者の年齢は40歳~44歳が22・5%で最も多く、35歳~39歳が21・8%と続いた。学歴別では大学卒が48・8%、高等学校卒が31・2%。男女比は男性90・1%、女性9・9%だった。
いずれも「学科試験」の合格者には12月3日に行う「実地試験」の受験資格が与えられる。実地試験まで合格すると、各施工管理技士の称号が付与され、現場の監理技術者や主任技術者等としての職務を行うことができるようになる。