〈こぼれ話〉 後世に残る魅力
2017/10/06記者の目/論説
建設メール
本年度の『高校生の作文コンクール』で国土交通大臣賞を受賞したのは、富山県と鹿児島県内の高校に通う2年生の女子生徒2人だった。6日に石井啓一国土交通大臣から建設業の魅力を聞かれた2人は「建築物は残るから」と口をそろえた。ただ、将来造ってみたい施設についての考えは異なっており、一人は「神社仏閣」、もう一人は「ダム」と答えた。いずれも規模が大きく、後世に残っていくところに魅力を感じているようだ。
大きな建築物や構造物を造り、後世に残していくことは、将来の進路の決定に悩む高校生を建設業界に導くための最大の武器であることは、今も昔も変わらないのかもしれない。〈K〉