【緑地・緑化】 「都市の緑3表彰」の受賞者決まる
2017/10/17建設時事
建設メール
都市緑化機構は17日、緑豊かなまちづくりに貢献する団体や企業などを表彰する「第37回緑の都市賞」「第28回緑の環境プラン大賞」「第16回屋上・壁面緑化技術コンクール」の都市の緑3表彰の受賞者を発表した。
主な受賞者のうち、緑の都市賞では内閣総理大臣賞を神奈川県鎌倉市の「鎌倉市緑の基本計画推進の取り組み」が受賞した。全国に先駆けて策定した緑の基本計画に基づき、法に基づく緑地保全制度の活用や独自の財源確保の工夫などを展開し、古都鎌倉の歴史的風土を構成する緑地や歴史遺産を着実に保全している点が評価された。
国土交通大臣賞にはサンデンホールディングスの「サンデンフォレスト赤城事業所における緑の保全活動」(群馬県前橋市)など3団体が輝いた。
緑の環境プラン大賞は、国土交通大臣賞に学園町ちゃい旅・ガーデンプロジェクトの「大泉学園町7丁目『もみじの庭』みどりと笑顔をおすそ分けするポケットガーデン」(東京都練馬区)など2団体の受賞が決まった。
また、屋上・壁面緑化技術コンクールでは、屋上緑化部門で富久クロス全体管理組合、西富久地区市街地再開発組合、久米設計、まちづくり研究所、戸田建設一級建築士事務所、LPD、戸田建設・五洋建設共同体、イビデングリーンテックの「西富久地区第一種市街地再開発事業」(東京都新宿区)、壁面・特殊緑化部門でIHI、三菱地所、三菱地所設計、大林組、イビデングリーンテックの「豊洲フォレシア壁面緑化」(東京都江東区)の2点が国土交通大臣賞に選ばれている。
なお、表彰式は12月4日に明治記念館(東京都港区)で行う。