【安倍首相会見】 「年末に補正予算編成を」
2017/11/02建設時事
建設メール
第4次安倍政権を発足させた安倍晋三首相が同日会見し、「生産性革命と人づくり革命を車の両輪として、少子高齢化という最大の壁に立ち向かう」との考えを強調した。また、新たな政策パッケージを来月上旬に取りまとめると同時に可能なものから速やかに実行へと移す意向で、裏付けとなる補正予算の編成を行うことを明らかにした。
年末に向けて編成する本年度の補正予算では、32万人分の保育の受け皿整備や子育て安心プランの前倒し実施に必要な予算措置、中小・小規模事業者の生産性向上への投資支援、災害対応、防災・減災対策などを盛り込む見通し。
安倍首相は、「安倍内閣は、これからも経済最優先、アベノミクス三本の矢を放ち続ける。改革、改革、そして改革あるのみ」と強調し、「国民の皆さまの強い信任を得て、一層、強力な経済政策を展開していく」との姿勢を見せた。