【日建連】 料金決まり周知に弾み/建設キャリアアップシステム
2017/11/27業界動向
建設メール
日本建設業連合会(日建連)は27日、理事会後の定例記者会見を開き、建設キャリアアップシステムの導入について山内隆司会長が現況の説明と感想を語った。今月6日に開かれた官民で構成する運営協議会の総会でシステムの核となる料金体系が決定したことを受け、「関心の高い利用料金が決まり、周知促進に弾みが付く」と期待を寄せた。
山内会長は続けて、「日建連では全ての建設技能者、専門工事業者の登録と全現場における就労履歴蓄積を目指す」とし、推進本部で年内に数値目標を設定したロードマップをまとめ、公表すると発言。さらに「他団体を先導し、全会員企業が協力会社とともに建設業の働き方改革の推進、建設技能者の処遇改善、担い手確保等に資するシステムの構築に貢献していく」と意欲を見せた。