【建設労働需給】 11月は鉄筋工(土木)の不足率大きく
2017/12/25建設時事
建設メール
国土交通省が11月に実施した建設労働需給調査の結果、過不足率は全国の8職種全体で1・7%の不足となり、前月と同様だった。8職種中、鉄筋工の不足率が最も大きく2・6%に。対前年比の過不足率では左官の不足率で減少幅が大きくなっている。職種別では全職種が不足傾向にある。
地域別では全ての地域で不足傾向にあり、前年同期との比較では北海道の不足率の減少が目立つ。今後の労働者確保の見通しについては、全国・東北地域ともに「普通」となった。
残業・休日作業を実施している現場数は、8職種で手持現場数の5・8%となり、前月と比べて0・8ポイント減少した。主な理由では「前工程の工事遅延」「無理な受注」「天候不順」の順に多かった。