【外国人建設就労者】 ベトナムからの入国者が最多に
2018/01/12建設時事
建設メール
国土交通省の外国人建設就労者受入事業では昨年12月末時点の就労者数が2651人となった。単月では11月に過去最多の222人が入国し、12月も2番目に多い170人が入国した。また、国別の入国者数ではベトナムが中国を抜いて最多になったことが分かった。
受入建設企業の訪問・指導等を行う特定監理団体の認定数は154団体、適正監理計画は1123計画(1059企業)に達し、適正監理計画に基づく入国予定者は2017年度末までに3900人程度を見込んでいる。
国別に見ると、ベトナムが874人で、中国869人、フィリピン432人、インドネシア358人、モンゴル36人、ミャンマー29人、タイ26人、スリランカ8人、ネパール7人、ラオスとカンボジアが各5人、バングラデシュ2人。
職種別では、鉄筋施工が494人で最多。次いで、とびが486人、建築大工が351人、溶接が310人、型枠施工が286人となり、5職種で200人を超えている。
地域別では、関東が1292人で最も多く、中部518人、近畿318人、中国225人と続く。