【新技術導入】 マッチングによる現場試行を整備局で
2018/05/29建設時事
建設メール
国土交通省は、建設現場の生産性向上を図るi-Constructionを推進するための現場ニーズ・技術シーズのマッチングによる新技術の現場試行について、本年度は地方整備局で実施する。開発段階にあって実用化されていない技術が対象で、ニーズ・シーズを公募した上で説明会や会議などを開催し、現場試行に向けた現場ニーズと技術シーズのマッチングを決定する。現場試行の実施結果は報告書としてまとめ、公表する。
現場試行を実施した新技術については検証結果に応じて実装に向けた支援を継続的に行う。従来技術と同等以上の効果が確認された技術は速やかにNETIS(公共工事等における新技術活用システム)へ登録する。加えて技術内容の適用性が特に高く、公共工事に幅広く活用される技術の場合はテーマ設定型(技術公募)の技術募集テーマとして設定する。それ以外の技術に関しては技術の改良後に再度マッチングに参加することを含め、実装に向けた支援を行う。
なおマッチングに係る経費は国交省が本年度予算に計上した新技術導入促進調査経費を充当することができる。