【富士教育訓練センター】 本年度はICT土工研修を3回開催
2018/07/23業界動向
建設メール
全国建設産業教育訓練協会は、日本機械土工協会と連携して静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで実施する2018年度「ICT土工研修」の概要を明らかにした。本年度は①10月1日から6日まで②12月10日から15日まで③19年2月25日から3月2日までの各6日間(5泊6日)にわたり計3回開催する。対象はICT施工担当者で、定員は各30人。
研修では座学と実習を通じてICT土工におけるUAV活用、起工測量、3次元データ作成、3次元出来形管理、ICT対応建機による施工実習までの全工程の実務を学ぶことができる。これまでに実施した研修の経験を踏まえて本年度は従来よりも充実した研修内容にするとともに、参加人数を拡大する。
研修カリキュラムは安全衛生で4時間、ICT概論で3時間、起工測量とICT施工で各16時間、関係法令2時間の合計41時間とし、全工程修了者にはCPDS41ユニットが付与される。
さらにUAVの飛行申請に必要となる5技能、10時間の実務経験をクリアする自習講座も並行して履修することが可能。修了後には無人航空機操縦資格修了証を交付する。
問い合わせは同センター(電話0544-52-0968)まで。
なお受講に当たり20万円弱の助成金を活用することによって自己負担額は約14・5万円となる。