【東建】 都への19年度予算要望で施工時期平準化求める
2018/07/27業界動向
建設メール
東京建設業協会(東建、飯塚恒生会長)は26日に理事会を開き、2019年度東京都予算等に対する要望を決議した。近く小池百合子都知事へ提出する。投資的経費の確保・拡大など継続的な事項が中心だが、新規では①施工時期の平準化推進②建設工事への工場製品等の活用促進③実勢価格に見合った予定価格の適正な設定④「低入札価格調査制度」における数値的失格基準の引き上げ⑤地下工作物の再利用又は残地に関する条件の明示―を盛り込んだ。
新規要望は働き方改革の推進、建設現場の生産性向上推進、入札契約制度の改善、建設資材の循環利用推進の各項目下に設定されたもの。19年10月からの消費税10%を見越した上での内容も多い。
また今回の理事会では、「平成30年7月豪雨」による被害が大きかった広島県建設工業協会、岡山県建設業協会、愛媛県建設業協会に対して、それぞれ100万円の災害見舞金を支出したことも報告した。