【19年度概算要求】 文部科学省は学校施設整備で増額求める
2018/09/03建設時事
建設メール
文部科学省の2019年度予算概算要求では、学校施設の整備等に向けた事業費の大幅な増額要求を行っている。
まず公立学校施設の安全対策・防災機能の強化等の推進では2432億円を要求し、老朽化対策の推進やブロック塀の倒壊防止等の安全対策、非構造部材を含む耐震化、空調設置・トイレ改修による防災機能強化などを実施する。
国立大学等施設の整備には823億円を求め、第4次国立大学法人等施設整備5カ年計画を踏まえた、老朽施設の改善整備を中心とした安全・安心な教育研究環境の整備など、計画的・重点的な施設整備を進める。
私立学校施設・設備の整備では533億円を要求した。耐震化の促進や私立大学等の装置・設備費などに充当する。
認定こども園等の施設整備には200億円を求めており、施設整備・園舎の耐震化・防犯対策(ブロック塀含む)・バリアフリー化に要する経費を一部補助する。