【19年度概算要求】 厚生労働省は水道事業基盤強化へ825億円
2018/09/03建設時事
建設メール
厚生労働省の2019年度予算概算要求では、水道事業の基盤強化として他省庁分を含めて825億円を求めた。国民生活を支えるライフラインである水道施設の強靭化、水道事業の広域化・IoT活用などを進める。
働き方改革に取り組む中小企業・小規模事業者に対する支援には1222億円を盛り込んだ。
介護の受け皿整備には483億円を要求し、地域医療介護総合確保基金による介護施設等の整備を行う。
総合的な子育て支援には1070億円を求めており、待機児童の解消に向け「子育て安心プラン」に基づき、保育園の整備などを推進するほか、認可外保育施設の認可保育園等への移行に向けた支援、放課後児童クラブの量的拡充などを図る。
災害医療体制の推進では55億円を要求。災害拠点病院およびDMAT体制の強化、医療施設等の耐震化などを実施する。
なお同省の概算要求額は対前年度当初比2・5%増の31兆8956億円となっている。