【大手50社受注】 受注総額は2カ月連続減少
2016/04/01業界動向
建設メール
国土交通省が発表した2月の建設工事受注動態統計調査(大手50社)によると、受注総額は9906億円で前年同月比12・4%減と2カ月連続で減少した。国内は民間工事、公共工事ともに前年同月比で2桁の減少となった。
民間工事は、前年同月比で製造業は15・8%増となったが、非製造業が16・7%減と低調だった。サービス業の事務所や住宅、不動産業の事務所などで大規模案件が減ったことが影響した。
公共工事は、前年同月比で国の機関が27・9%減、地方の機関は市区町村、その他の増加に伴い5・4%増だった。工事種類別では建築、土木ともに減少となった。
なお、海外工事は前年同月比23・2%増と、2カ月連続で増加した。