【政府補正予算案】 学校の緊急重点安全確保へ1081億円
2018/10/15建設時事
建設メール
政府の2018年度補正予算案は9356億円の規模になった。歳出では災害からの復旧・復興に7275億円、学校の緊急重点安全確保対策に1081億円、今後の災害対応等を勘案した予備費の追加に1000億円を配分する。
学校の緊急重点安全確保対策の内訳は、熱中症対策としてのエアコン設置に822億円、倒壊の危険性のあるブロック塀対応に259億円を充当する。
災害復旧への対応では、7月豪雨関係に5034億円、北海道胆振東部地震関係に1188億円、台風21号や大阪北部地震等の関係で1053億円を計上した。7月豪雨の災害復旧費では公共土木施設等に1921億円、学校施設等に101億円、水道施設、医療施設、社会福祉施設等に144億円などを投入する。また農地・農業用水利施設の復旧等への支援には618億円を盛り込んだ。