【民間開発】 平井五丁目駅前地区に31階建ての複合施設
2018/11/15民間開発
建設メール
東京都は14日付で江戸川区で計画される「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の組合設立を認可した。地上31階建ての再開発ビルを整備する計画で、2019年度の権利変換計画認可、20年度の建築物工事着工、23年度の建物竣工を目指す。総事業費は約198億円。参加組合員は野村不動産。事業コンサルタントは佐藤総合計画、事業協力者として前田建設工業が参画する。
施設規模は地下1階地上31階建て延べ床面積約4万4100㎡。主要用途は住宅、店舗、保育所、駐車場など。住宅建設の目標戸数は約370戸とする。
計画では駅前広場に面した、にぎわい広場の整備や建物低層部への商業施設等の配置を行う。また特定緊急輸送道路に面した防災広場、一時避難場所、防災備蓄倉庫、都市計画道路を整備するなど地域の防災性向上を図る。さらに多様なタイプの住宅を供給するとともに、子育て支援施設、地域貢献用集会室を設けるなど、さまざまな世代の住民が交流できるようにする。