【建築保全業務】 19年度労務単価は東京地区、新潟地区は全て上昇
2018/12/19建設時事
建設メール
国土交通省は2019年度建築保全業務の労務単価を公表した=添付のPDF資料参照=。東京地区の日割基礎単価は、前年度比で全て上昇している。保全技師・保全技術員等は保全技師ⅠとⅢが各700円増、保全技師Ⅱと保全技師補、保全技術員が各600円増、保全技術員補が500円増となった。清掃員は清掃員Aが900円増、清掃員BとCが各700円増に。警備員は警備員Aが600円増、警備員BとCが各500円増だった。
新潟地区の日割基礎単価も前年度比で全て上昇している。保全技師・保全技術員等のうち、保全技師Ⅰ~Ⅲが各600円増、保全技師補と保全技術員が各500円増、保全技術員補が400円増加した。清掃員は清掃員Aが800円増、清掃員BとCが各600円増に。警備員は警備員Aが400円、警備員BとCが各300円増となった。
同単価は官庁施設の建築保全業務費における直接人件費を積算するための参考単価。日割基礎単価は基本給相当額・基準内手当て・臨時の給与を足している。また時間外単価や午後10時から午前5時までの時間帯に業務を行う場合の夜勤単価を算出するための基礎となる割増基礎単価、宿直単価も併せて出している。
なお同単価は積算用であるため、外注契約の技術者単価や雇用契約の技術者への支払い賃金を拘束するものではない。