【女性活躍】 新たな行動計画策定へ19年度に検討
2019/01/11建設時事
建設メール
国土交通省は、2014年8月に建設業5団体と共にまとめた「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」が策定から5年が経過することを踏まえ、計画の総括や新計画策定に向けた検討に乗り出す。誰もが安心して働き続けられる環境整備の一環として女性活躍の推進に向けた取り組みを進めるため、19年度当初予算案に事業費1400万円を計上しており、有識者会議を立ち上げて具体的な検討に入る。
建設業における女性活躍の機運をさらに高め、建設業界が自律的・継続的に女性活躍に取り組める環境整備を目指す。
現行計画では▽教育現場と連携した建設業の魅力・やりがいの発信▽長時間労働縮減や計画的な休暇取得など女性も働きやすい現場のソフト面の整備▽女性も活躍しやすい教育訓練の充実▽活躍する女性の表彰▽女性の活躍を支える地域ネットワークの活動支援―などが盛り込まれた。また14年時点の女性技術者1万人、女性技能者9万人を、19年には女性技術者2万人、女性技能者18万人に倍増させることが目標となっている。