〈こぼれ話〉 「GKK」は健在なり
2019/01/15記者の目/論説
建設メール
GKK―。3年前の日本測量協会の新年賀詞交歓会で、当時の国土地理院長だった越智繁雄氏が来賓あいさつで披露した。「G」は技術、最初の「K」は広報、そして教育の「K」。地理院ではこの意志を継承し、さまざまな事業に取り組んでいると現院長の川﨑茂信氏は強調する。新技術の急速な進展で技術の向上とそれに伴う教育は、その必要性から充実していくはずだが、広報に関してはどうだろうか。受発注者を含め建設業界はPRについては、なぜか遅れている感がある。多様な情報発信が可能な現代社会ではあるが、発信するだけでなく相手に届いてこそ広報である。今後の充実に期待したい。〈T〉