【試験】 実地の女性合格者が約12%に/2級土木施工管理検定
2019/02/05業界動向
建設メール
全国建設研修センターが昨年10月28日に行った2018年度の2級土木施工管理技術検定試験の学科試験と実地試験の合格者が5日に発表された。実地試験の合格者数は1万1878人で4年連続1万人を超えた。うち女性の合格者は1416人で、女性比率は11・9%を記録し、統計が残っている03年度以降では初めて10%を超えた。
土木の合格者は学科試験が1万2274人(合格率63・4%)、実地試験が1万1698人(同35・0%)。鋼構造物塗装の合格者は学科試験が251人(同72・3%)、実地試験が132人(同28・9%)。薬液注入の合格者は学科試験が96人(同71・6%)、実地試験が48人(同28・2%)となった。
実地試験の合格者は、所定の手続きを行うことで国土交通大臣から技術検定合格証明書が交付され、「2級土木施工管理技士」と称することができる。また本年度の学科および実施同日試験の合格者のうち学科試験のみの合格者は19年度2級土木施工管理技術検定試験で学科試験が免除となり、直接実地試験を受験することができる。