【19年度予算案】 栃木県の投資的経費は9%増の1440億円
2019/02/13建設時事
建設メール
栃木県の2019年度当初予算案が明らかになった。一般会計は前年比0・2%増の8052億9000万円で、うち投資的経費は同比9・0%増の1440億219万円となった。補助・直轄事業で「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」への対応に向けて事業費が増えたほか、単独事業でも総合文化センターなどの公共施設の長寿命化推進、防災インフラ整備に向けて新たに緊急自然災害防止対策事業費を計上するなど予算が増加している。
投資的経費のうち公共事業費は前年度比13・0%増の572億8446万2000円で、建設事業費が同比3・9%増の690億5691万9000円となった。
主要事業では、総合スポーツゾーン整備に101億円、総合文化センター大規模改修に25億円、県立学校施設長寿命化推進事業に16億円、県庁舎等長寿命化推進事業に13億円、食肉衛生検査所整備に11億円などを配分している。