【関東地整など】 東京五輪の水資源活用で行動計画素案を作成
2019/03/28建設時事
関東地整発
関東地方整備局と1都6県などは、東京2020オリンピック・パラリンピックにおける水資源のさらなる効果的かつ計画的な活用推進に向けて水の安定供給のための行動計画素案をまとめた。今後は素案に基づく試行を経て秋ごろをめどに行動計画を策定する方針。
大会までに実施・準備する対策として、八ッ場ダムの完成・運用開始、多摩川における貯水量の確保に努めた原水運用、人工降雨装置の試運転などを掲げた。
大会期間中に水不足の懸念や水不足が発生した場合は工事制限水位を伴うダム維持修繕工事の調整、夏期制限時のダムの弾力的管理などを行う。また、日本水道協会と連携を図り、全国の水道事業者から給水支援を受けること、噴水などへの給水自粛・中止要請、電光掲示板や各広告媒体における節水啓発なども想定している。