【新技術】 NETIS推奨技術を専用サイトで周知
2016/05/13建設時事
建設メール
国土交通省は公共工事等における新技術活用システム(NETIS)において、新たに推奨技術などを選定するとともに、推奨技術等専用サイトと掲載期限終了技術リストを公開する。本年度は推奨技術に4技術、準推奨技術に7技術、評価促進技術に5技術を選定した。
また、昨年度までに推奨技術、準推奨技術、一般化・標準化技術に選ばれた77の技術を広く周知し、一層の活用を図るため、5月中旬から技術特性を分かりやすく一覧で示した専用サイトを開設する。
さらに、2014年度末までにNETIS掲載期限が終了した技術を確認できるように、技術名称や開発者名を記載したリストを6月中旬にも公表する見通しだ。
新技術の登録・評価制度を持つ機関との情報共有は岩手、新潟、長野、静岡、山口、高知県と土木学会、地盤工学会、日本材料学会と行っており、今後も連携を拡充する。
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16年度の推奨技術は▽仮橋仮桟橋斜張式架設工法▽竹割り型構造物掘削工法▽ノンステージング鋼管矢板圧入工法▽SAVE-SP工法。準推奨技術は▽フォーラムライトW(R-PUR工法)▽万能土質改良機による建設発生土再利用システム▽自動圧力発生装置付平板載荷試験システム▽ジオファイバー工法▽キャスポル▽回転式破砕混合工法による建設発生土リサイクル技術▽ジオロックウォール。評価促進技術は▽NSエコスパイラル▽斜面崩壊検知センサー「感太郎」▽RASコラム工法▽HS工法▽フレキシブル側溝。