【関東整備局・指定席】 建政部都市調整官 菊地英一氏「まちづくりは人脈づくり」
2019/05/15インタビュー
関東地整発
都市調整官の職務は九州整備局に続き2回目。関東整備局での勤務は初めてで「九州と比べると規模感が違う」と話す。「自治体数が異なるのはもちろん、同じ県でも市町村によって抱えている課題が多様化・複雑化し、首長の思いも十人十色のように感じる」。
昨年6月の着任後、40近くの市町村を訪問。首長の深い知見に驚くこともあり「地域に役立てる、やりがいがある仕事として日々楽しみながら業務に励んでいる」と語る。まちづくりは、それぞれの自治体に応じた支援・調整が求められており「常日頃からさまざまな人たちとネットワークを構築していくことが重要」と力を込める。
趣味は、ぶらり一人旅。「もともと乗り鉄で昔はよく青春18切符を活用し、国内各地を飛び回った」。その後は飛行機で、友人とともに海外にも足を伸ばした。最近は外国人観光客増加の影響もあって「ホテル代が高くなり旅行を控え、各地で行われている無料の講演会に足を運ぶのが楽しみ」。興味のあるテーマは医療・健康・福祉。