【関東整備局・指定席】 道路部道路企画官 松田和香さん「本省と現場の潤滑油に」
2019/06/03インタビュー
関東地整発
道路事業における計画、改築、調査の総括や東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする特定プロジェクトへの対応、本省・局内での調整などを担当。また部長の補佐的な立場でもあることから「本省と現場の潤滑油としての役割を果たしていきたい」と語る。
前任の東北地方整備局磐城国道事務所長として2年3カ月の間、東日本大震災の復興事業に尽力した。大きな被害を受けた宮城県や岩手県と原発事故が発生した福島県では復旧・復興の状況が異なる。「被災された方から『道路のありがたみに改めて気付いた』と言われ、その期待に応えていかなければ」との思いをより強くした。
直接、福島で勤務したからこそ肌で感じる、風評被害に関しても強い思いを抱く。振り返って「貴重な経験ができ、財産にもなった」と話す。
若いころはゴルフやスキー、キャンプなど活発に動き回ったそうだが、現在は那須塩原(栃木県)に新居を建設中。「秋前には完成予定で進捗(ルビ・しんちょく)を見るのが楽しみ」。
日々の心構えとして「くよくよしない」。