【大手50社受注】 4月の受注総額は減少に転じる
2019/06/03業界動向
建設メール
国土交通省が発表した4月の建設工事受注動態統計調査(大手50社)によると、受注総額は8183億円で前年同月比19・9%減となり、前月の増加から再び減少に転じた。民間工事、公共工事ともに減少している。
民間工事の受注額は前年同月比8・5%減の6409億円で2カ月ぶりの減少に。製造業は5・4%減、非製造業は9・9%減だった。4月は不動産業、サービス業、情報通信業などの減少が目立った。
公共工事の受注額は前年同月比48・2%減の1282億円となり、2カ月ぶりに減少した。国の機関は独立行政法人が増加し、国と政府関連企業が減少。地方の機関は都道府県、市区町村、その他が増加した。工事種類別では建築が増加し、土木は減少している。
なお海外工事は前年同月比57・8%減で、2カ月ぶりに減少した。