【5月の公共工事動向】 請負金額10・5%増に/3保証調べ
2019/06/18業界動向
建設メール
北海道建設業信用保証、東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社における2019年5月分の公共工事前払い金保証統計が明らかになった。請負金額合計は1兆4204億円で、前年同期比10・5%の大幅増に。4月からの累計は3兆6532億円で、同5・5%増となった。
5月分をブロック別に見ると、増加したのは北海道、東北、関東、北陸、近畿、中国、四国ブロックで27都道府県。減少は中部、九州で20府県。
発注者別保証実績の件数と請負金額は、国が2180件で3288億800万円、独立行政法人は477件の2672億200万円、都道府県は5656件で3049億5500万円、市町村は8934件の4420億400万円、地方公社は152件の128億1800万円、その他は390件で646億3400万円となっている。
工事種類別は、土木が9827件で8410億9700万円、建築が1448件で3030億2900万円、電気は862件で743億9800万円、管は1168件の743億5800万円、設計は1837件の388億1400万円、調査は1431件の206億7700万円、測量が636件で77億7700万円、その他は580件で602億6900万円の内訳となる。