【品確法運用指針】 4月の運用開始へ年明け見直し
2019/12/16建設時事
建設メール
国土交通省は、改正公共工事品確法施行を踏まえた「発注関係事務の運用に関する指針」(品確法運用指針)の見直しについて、2020年4月の運用開始に間に合うよう年明けに新たな運用指針を策定する。現在は地方自治体などの発注者や建設業団体に対して行った改正案に対する意見照会の結果を集約、反映させる作業を進めている。
特に10月の台風19号による災害対応を踏まえて、災害時の緊急対応の充実強化など法改正の趣旨が必ずしも地方自治体へ浸透していないといった声が多いことから、被災自治体や関係団体からの意見を丁寧に聞き、運用指針における災害対応に関する内容の充実を図る考え。
なお20年度からの新指針に基づく発注事務の運用開始に先立ち、年度内に解説資料を作成する。