<建設女子・現場アルアル> 建設現場の事務をしていて不思議に思っていること
2019/12/18コラム
建設女子
建設現場で事務の仕事をしているのですが、建設現場に関わっている身としてまず不思議に思っているのが建設現場で活躍している人たちは皆さんとても元気だということです。仕事をする上で元気である点はとても良いと思うのですが、建築関係の仕事は全体的に休みが少なく残業が多い傾向がありますよね。私が働いている会社も同様で、皆さん非常に忙しい中で建設作業を行っています。こちらも事務ではありますが現場の皆さんをフォローするために頑張っているものの、休みが少ないため疲れが取り切れずに時々辛いなと感じることもあります。
それに対して現場で働いている人たちは同じように疲れていると思っていても、いつも元気で仕事をしているように見えるのです。男性だけではなく女性も私よりパワフルな人たちばかりなので、現場の人たちは疲れ知らずなのかなと不思議に感じるだけではなく羨ましく思うことも少なくありません。
現場には男女別になっていないトイレも多い
ほかにも建設現場で不思議に思うこととしては、トイレに関することがあります。私はこれまでいくつかの建設会社で仕事をしてきており、現場の方に出向くことも何度かありました。そして気づいたのが、建設現場によっては男女共用のトイレになっているところもあれば男女別のトイレになっているところもあるという点です。一見すると男女共用のトイレでも気にならないのではないかという意見もありますが、建設現場に設置されているトイレは一般的なものと違って簡易的なものを設置しているところも少なくありません。仮設トイレだと匂いや汚れが特に気になりやすいので、それに加えて男性も使っていると思うと辟易してしまうことも多かったです。
このためどうして全ての建設現場でトイレの形式を統一できないのかと不思議に思っていますし、できれば統一してくれた方が現場の人も使いやすいだろうなと感じています。
おしゃれな作業服の存在意義
あとはかなり個人的に不思議に思っていることとして、カジュアルなデザインの作業服の存在意義が謎だなと思うことがあります。私の会社の建設現場でも一部の人たちがカジュアルな作業服を身につけていることがあり、女性も可愛らしいデザインのものを利用していることが増えてきているようです。これに関しては着ている人たちが満足しているのであればそれでいいとは思いますが、誰に見せるためにそんなデザインを意識しているのだろうと働き始めたころは不思議に思っていました。今でも機能性だけではなくデザインも重視して作業服を選んでいる人を見ると、申し訳ないのですが首をかしげてしまうことがあります。
寄稿者:建設女子(複数)
建設業に携わる女性のコラム。特に建設現場での出来事や苦労した話、嬉しかったことや発見したこと、不思議に思っていることなど、『現場あるある』を自由に発信してもらいます