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【技能者能力評価】 レベル判定手数料は3000円で合意
2020/02/28建設時事
建設メール
建設技能者能力評価制度推進協議会（仮称）の発足準備会合が27日に開かれ、能力評価制度の実施体制などを話し合った。能力評価実施団体を主体として3月中の発足を目指す協議会は、建設企業（技能者）から評価手数料を徴収し、建設キャリアアップシステム（CCUS）と連携したレベル判定システムの保守・運営費、CCUS情報連携費等の経費を支払う。準備会合には能力評価を行うことになる35職種の団体が参加し、4段階のレベル判定に伴う評価手数料を一律で3000円（税込み）とすることで合意した。また協議会運営で損失が生じた場合は、協議会規約に基づき各団体間で負担することも、おおむね了解された。
国土交通省は、登録基幹技能者講習を行う全ての実施機関（35職種）に対して、職種ごとに専門工事業団体が能力評価基準を策定し、本年度中に国土交通大臣への申請手続きが完了するように要請。2月末までに13職種が認定済みとなっている。
全ての認定職種による協議会総会は3月下旬の開催を予定し、設立趣旨や規約・要領の決定、会長・副会長の選出、2020年度事業計画、今後の検討課題や活動方針などを決める見通しだ。
なおレベル判定手数料は、CCUS新規登録者の実績による最新の試算ケースを基本に設定しているが、協議会は能力評価の申請実績等を勘案し、必要に応じて手数料の見直しを行う。
