見たもん勝ち ～建設業応援団～
【新型コロナ対応】 緊急事態宣言受け東京都は新規の入札公告せず
2020/04/09建設時事
建設メール
新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の発令を受け、東京都は都の緊急事態措置に基づき4月8日から5月6日までの入札契約手続きを見直す。措置前から行われてきた手続きは原則として継続するが、期間中に公告等を予定していた案件については、措置が解除されるまでの間、公告等は行わないことにする。ただし感染症対策やライフライン関係、緊急に対応が必要な案件など真にやむを得ないと判断される案件は除く。
手続き中の案件の契約では、案件ごとに事情を勘案しつつ、紙入札との併用や書類を郵送等でやり取りするなど、状況に応じて適切に対応する。緊急事態措置等に伴い、入札参加者から手続きの一時中断の申し出があった場合は、対応を検討する方針だ。
対象は工事、設計等委託、物品買い入れ等の入札契約事務手続きとなる。
◎CCUSの申請受付・問い合わせ業務を停止
建設キャリアアップシステム事業本部（事務局・建設業振興基金）は9日、システムのコールセンターおよび申請受付業務の委託先で新型コロウイルス感染者が発生したため、業務を一部停止すると発表した。感染拡大防止を図る観点から「事業者・技能者の登録申請および変更申請の受付業務」と「お問い合わせセンター業務（電話・メール）」を停止する。業務再開の時期は未定で、あらためてホームページなどで公表する。
登録・変更申請については、▽インターネット申請▽郵送申請▽認定登録機関・受付窓口▽カード発行▽申請書の取り寄せ―に関する受付業務は全て停止となる。インターネット申請途中の場合は業務再開後、中断したところから再開できる。
ただし、現場登録、帳票出力・閲覧、就業履歴の蓄積等については通常どおり運営中となる。
