<建設女子・現場アルアル> 想像よりも働きやすい!?男の世界
2020/04/15コラム
建設女子
建設会社はまだまだ男性中心の職場!というようなイメージもあり、女性は働き辛いのではないか?と思われている人も多くいると思います。では実際はどうなのでしょうか。メリット、デメリットはあるものの、実は女性の多い職場よりも断然働きやすかった!そんな建設会社で働く女性の日常の出来事を、紹介したいと思います。
歯科医院から建設会社の事務へ転職
私は結婚するまでずっと歯科医院で働いてきました。院長以外の10名程度はほぼ女性の職場だったので、職員同士気遣い出来て当たり前、気遣いが出来ないと陰口を言われることもしばしばありました。幸いなことに私は直接的なトラブルはありませんでした。その後、結婚を機に引っ越しをしたタイミングで建設会社の事務員として入社しました。その会社には女性社員がいなかったので不安でしたが、実際働いてみると私が女性一人ということもあるのか周りの男性社員はみんな優しいです。今までだったら「○○さん、コーヒー飲みますか?」と言うのが当たり前だったのに、今は「コーヒー飲みますか?」と聞いただけなのに「ありがとう!気が利くね~!」と感謝されます。こんな些細な気遣いでさえも感謝の言葉をもらえるので、気分よく働けるのも建設会社の良いところではないでしょうか。
思ったよりも自由な時間が多い
事務の仕事のイメージはパソコンに向かって一日中過ごすというのがありました。疲れないかな?退屈にならないかな?と心配してたのですが、実際は銀行にいったり、市役所に行ったりと動く仕事も多いです。自分で車を運転して行くので、その時に好きな音楽を聴いたり歌ったりしながら一人の時間を楽しんでいます。たまに社長からお金を預かって「これでみんなにケーキを買ってきて。」と頼まれることもあるので、その時は自分の好きなケーキを選べるので、これも仕事の中の楽しみな時間でもあります。思ったよりも拘束されることが少ないのでストレスなく仕事ができます。
唯一の悩みはトイレ
建設会社は男性社員が多いので、大きな会社以外はトイレが一つしか無いというところも少なくないと思います。実際私が勤務している会社もトイレが共同です。この悩みは付き物と考えて割り切っています。積極的にこまめに掃除をして自分自身が使いやすようにしておけばストレスなく過ごせます。また日中は多くの人は現場へ出ていることが多いので、事務所に残るのは数名なので思ってたよりもストレスは少なかったです。
寄稿者:建設女子(複数)
建設業に携わる女性のコラム。特に建設現場での出来事や苦労した話、嬉しかったことや発見したこと、不思議に思っていることなど、『現場あるある』を自由に発信してもらいます