見たもん勝ち ～建設業応援団～
〈耳寄り〉 大成建設が女流棋戦の主催者に
2020/10/09業界動向
建設メール
大成建設（相川善郎社長）が、日本将棋連盟と女流棋戦「大成建設杯清麗（せいれい）戦」を主催することになった。同棋戦は、ヒューリックが2019年に創設した女流タイトル戦で、現在は第2期まで終了しており、第3期以降は大成建設が主催を引き継ぐ。タイトル戦は予選・本戦が本年10月から21年7月まで行われる。タイトル戦五番勝負は21年9月から11月まで開催する。
同社は「人がいきいきとする環境を創造する」というグループ理念の下、社会貢献の中で学術・文化を社会貢献活動の重点分野の一つに掲げる。そのため、同タイトル戦を通じて「わが国の伝統文化の普及・振興と女性活躍推進に貢献していく」との考えを示す。
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今はまさに将棋ブームの真っ只中にある。とかく天才と称される若き男性棋士の活躍に注目が集まりがちだが、女流タイトル戦も盛り上がりを見せている。今後も主催を継続すれば、建設業界全体にとっても良いイメージが広がるはず。まずは予選から白熱した戦いを期待したい。
