見たもん勝ち ～建設業応援団～
斉藤国交相が年頭会見で抱負「未来に希望の持てる施策を進める」
2022/01/07建設時事
建設メール
斉藤鉄夫国土交通大臣は、7日の閣議後会見で新年の抱負として①コロナ対応②安全・安心、防災・減災③未来を切り開く希望―を3本柱に取り組みを進める考えを示した。安全・安心に関しては「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を着実に進めるとともに、流域治水の本格展開、盛り土による災害の防止、線状降水帯の予測精度向上の取り組みの前倒しを推進するとした。また、建設業関係11団体が主催した5日の新年祝賀会に出席したことに触れ、新3K（給与、休暇、希望）に「かっこいい」を加えた新4Kが重要と説明。「魅力ある職場、賃金レベルを上げていくことも含めて未来に希望の持てる施策を進めていきたい」と述べた。
さらに、社会資本の戦略的・計画的な整備、国土交通分野における2050年カーボンニュートラルの実現、デジタルトランスフォーメーションの推進、現場を支える人材の確保・育成に向けた働き方改革、誰もが安心して暮らせる住まいの確保、豊かな田園都市国家の形成に向けた国土づくりなどにも取り組む姿勢を見せた上で「現場の声にしっかりと耳を傾けながら、国土交通省として総力を挙げて取り組み、具体的な成果を着実に上げていきたい」との決意を表明した。
