見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建連】 建設資材高騰・品不足への対応など4本柱で／22年度定時総会を開催
2022/04/28業界動向
建設メール
日本建設業連合会（日建連、宮本洋一会長）は28日、2022年度定時総会を都内のホテルニューオータニで開催した。冒頭、宮本会長は①建設資材高騰・品不足への対応②国土強靱化の更なる推進と積極的なインフラ投資の実現③担い手確保に向けた技能労働者の処遇改善と働き方改革の推進④カーボンニュートラルへの対応－と取り組む4つの柱をあげた上で詳細を説明し、「日建連は、今後とも建設業界及び国民の期待に応える存在でなければならない。そのためには、新3K『給与が良い、休暇がとれる、希望がもてる』に『かっこいい』を加えた新4K を体現し、魅力溢れる業界に生まれ変わることが求められる。若い人が誇りを持って仕事ができる業界となるよう、関係者一丸となって取り組む」と強調した。
その後は21年度決算の承認、理事の補充選任を審議。21年度事業、22年度事業計画、22年度予算の各報告を行った。
また建設資材高騰・品不足の現状と対応について、会員企業が民間発注者に協力を求め説明する際のパンフレットを作成したこと、それを持って前日に経団連を訪問し「建設資材高騰・品不足に係る御協力のお願い」と題した要望書を手渡したことも報告した。
