見たもん勝ち ~建設業応援団~

【官公庁施設】1万㎡以上は8割超採用/自治体の設計プロポーザル

2022/05/30建設時事

建設メール

 国土交通省官庁営繕部が2021年度に行った官公庁施設の設計業務に関する実態調査の結果がまとまり、27日の全国営繕主管課長会議で報告された。
 今回は47都道府県・20政令市・586市町村を対象に実施。20年度に基本設計を含む新築設計業務の設計者選定方式は、都道府県・政令市で金額ベースでは59%、件数ベースでは31%がプロポーザル方式を採用した。一方、市町村でプロポーザル方式を採用したのは、金額ベースで51%、件数ベースでは16%にとどまった。金額ベースで見ると、建物の延べ床面積が大きいほど、プロポーザル方式の採用割合が高い傾向にあり、1万㎡超で84%、5000~1万㎡で64%、3000~5000㎡で52%が採用している。
 「総合評価落札方式」または「価格競争方式」で発注した新築設計業務において、プロポーザル方式を採用しなかった理由としては、都道府県・政令市では「内規に定められた基準等により判断した」との理由が最も多かった。市町村では「競争入札方式の方が設計にかかる費用を安く抑えられる可能性があるため」という意見が最多だった。市町村では「競争入札方式の方が、差が明確であり透明性が高い一方、プロポーザル方式では評価の差を対外的に説明しにくい」「プロポーザル方式を採用する必要性が分からないため」ことを理由に挙げる団体も目立つ。
 今後の見通しでは、都道府県・政令市ではプロポーザル方式を「今後も継続」するとした団体が全体の4分の3を占めた。市町村に関しては「近年プロポーザル方式の採用実績はないが、機会があれば採用したい」とした団体が約5割となり、前向きな姿勢がうかがえる。

 

全記事一覧に戻る

お問い合わせ

RSS配信について

サポーター会員募集

更に利便性が高まります!

  • 閲覧制限なし
  • 検索機能制限なし
  • 複数PCで利用できます

各種入札関連資料の収集に

ぜひご活用ください!

会員登録について

トピックス

NEWS
NEWS

●冬期休業に伴う情報更新停止のお知らせ●
建設資料館をご利用いただき、誠に有難うございます。
下記の期間につきまして、弊社休業のため情報更新を停止させていただきます。
【期間】12月29日(木)~1月4日(水)
上記の期間、情報の更新がされませんので、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、情報は1月5日(木)より登録されます。

NEWS

●夏季休業に伴う情報更新停止のお知らせ●
建設資料館をご利用いただき、誠に有難うございます。
下記の期間につきまして、弊社休業のため情報更新を停止させていただきます。
【期間】8月11日(水)~8月16日(火)
上記の期間、情報の更新がされませんので、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、情報は8月17日(水)より登録されます。

NEWS

●ゴールデンウィークに伴う情報更新停止のお知らせ(04/29~05/08)●
ユーザー各位
建設資料館をご利用いただき、誠に有難うございます。
下記の期間につきまして、弊社休業のため情報更新を停止させていただきます。
【期間】4月29日(金)~5月8日(日)
上記の期間、情報の更新がされませんので、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、情報は5月9日(月)より登録されます。

NEWS

会員登録数が1600社を超えました!

構成比率は一般土木建築27%、指定なし7.9%、その他7.5%、土木7.4%、電気7.1%、以下、管、総合コンサルタント、舗装、建築、電気通信、資材と続いています。

人気の記事・コラム

PR

総合資格学院 通信講座実施中部資格学院

入札ネット公共工事入札情報サイト

都23区の民間建築情報 建築工事情報@mail

建設データ株式会社

アテンション

回線速度が遅い場合やご使用の機器の状態により、ファイルを開くのに時間を要する場合がございますので予めご了承くださいませ。