見たもん勝ち ～建設業応援団～
【企業情報】 ボックスカルバートのBIM／CIM配筋モデルを自動生成
2022/09/13特集企画／ＰＲ
建設メール
大林組、建設技術研究所、八千代エンジニヤリングは共同で、設計者が意図する条件で設定されたデータの入力により、ボックスカルバートのBIM／CIM配筋モデルを自動で生成し、設計から維持管理まで確実な情報連携ができるツールを開発した。
新たなツールでは、鉄筋径やかぶりなどのモデル化に必要な最低限のデータ等を入力することで、設計者と施工者が3次元CADソフトを操作することなく、構造物や配筋のBIM／CIMモデルを自動生成する。配筋の3次元モデル化における大幅な省力化に加え、設計段階の情報を施工段階へ確実に引き継ぐことができることから、安全で高品質な施工につながる見通しだ。また、設計会社と施工会社の共同開発であるため、それぞれの場面で活用できるモデルを技術者が自ら作成し、さらなる建設DXの展開が可能になる。
3社では、建設工程の各段階を一元的に管理・連携していくBIM／CIMの取り組みとして、設計者と施工者間の情報連携にとどまらず、構築物の管理を行う行政にも有効なツールとして市販を目指していく。
