見たもん勝ち ~建設業応援団~

【就任会見】 豊田俊郎・国土交通副大臣「防災・減災に力を入れる」

2022/09/16インタビュー

建設メール

防災・減災、国土強靱化を強力に推進
 豊田俊郎国土交通副大臣は、16日の就任会見で「国土交通行政をしっかりと前に進められるよう、国土交通副大臣として全力を挙げてまいりたい」と抱負を語った。また「特に力を入れていきたいのは防災・減災。最近でも8月の大雨による災害で深刻な被害が全国各地で頻発しており、国民の安全・安心の確保が何よりも重要と考えている。このような激甚化・頻発化している豪雨災害に対して、流域治水の推進、盛り土による災害の防止、線状降水帯の予測精度向上やインフラの老朽化対策など防災・減災、国土強靱化を強力に推進していきたい」と強調した。
 「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」の展望については「流域治水、道路ネットワークの機能強化、予防保全型インフラメンテナンスへの展開に向けた老朽化対策など53の対策を重点的かつ集中的に実施している。これまで2カ年で政府全体の事業規模おおむね15兆円のうち、約7・2兆円が措置され、順調に実施されたと思う。3年目に当たる2023年度の予算概算要求で事項要求をしているところであり、引き続き『5か年加速化対策』を着実かつ計画的に取り組むため、必要・十分な予算を確保し、防災・減災、国土強靱化のさらなる加速化・深化を図る」との考えを示した。
 流域治水に関しては「治水対策を質・量ともに抜本的に強化する必要がある。人口や資産が集中する本川下流部に加えて支川や中・上流部における安全度を向上させる取り組みを推進するため、あらゆる関係者が協働する取り組みとして強力に推し進める。『5か年加速化対策』も活用し、河川整備等の事前防災対策を中長期的かつ明確な見通しの下、スピード感を持って取り組む」とした上で「大規模災害から国民の命と暮らしを守るための取り組みをしっかりと進める」と述べた。

 

【略歴】とよだ・としろう
 1972年中央工学校卒。豊田俊郎土地家屋調査士事務所設立後、千葉県議会議員、八千代市長を経て2013年に参議院議員初当選。千葉県選挙区で当選2回。70歳。担務は災害対策関係施設、水管理・国土保全、住宅、鉄道、自動車、航空、国際、気象関係施策の総括。

 

全記事一覧に戻る

お問い合わせ

RSS配信について

サポーター会員募集

更に利便性が高まります!

  • 閲覧制限なし
  • 検索機能制限なし
  • 複数PCで利用できます

各種入札関連資料の収集に

ぜひご活用ください!

会員登録について

トピックス

NEWS
NEWS

●冬期休業に伴う情報更新停止のお知らせ●
建設資料館をご利用いただき、誠に有難うございます。
下記の期間につきまして、弊社休業のため情報更新を停止させていただきます。
【期間】12月29日(木)~1月4日(水)
上記の期間、情報の更新がされませんので、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、情報は1月5日(木)より登録されます。

NEWS

●夏季休業に伴う情報更新停止のお知らせ●
建設資料館をご利用いただき、誠に有難うございます。
下記の期間につきまして、弊社休業のため情報更新を停止させていただきます。
【期間】8月11日(水)~8月16日(火)
上記の期間、情報の更新がされませんので、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、情報は8月17日(水)より登録されます。

NEWS

●ゴールデンウィークに伴う情報更新停止のお知らせ(04/29~05/08)●
ユーザー各位
建設資料館をご利用いただき、誠に有難うございます。
下記の期間につきまして、弊社休業のため情報更新を停止させていただきます。
【期間】4月29日(金)~5月8日(日)
上記の期間、情報の更新がされませんので、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、情報は5月9日(月)より登録されます。

NEWS

会員登録数が1600社を超えました!

構成比率は一般土木建築27%、指定なし7.9%、その他7.5%、土木7.4%、電気7.1%、以下、管、総合コンサルタント、舗装、建築、電気通信、資材と続いています。

人気の記事・コラム

PR

総合資格学院 通信講座実施中部資格学院

入札ネット公共工事入札情報サイト

都23区の民間建築情報 建築工事情報@mail

建設データ株式会社

アテンション

回線速度が遅い場合やご使用の機器の状態により、ファイルを開くのに時間を要する場合がございますので予めご了承くださいませ。